第3回ちぐさ賞受賞者決定!

  第3回ちぐさ賞の最終選考が9月13日(日)横浜市中区野毛のジャズ・スポット「ドルフィー」で行われ、小川恵理紗(フルート・26歳・横浜市)に決定しました。最終選考は昨年次点で出場権のある萩原優を含めて4組が30分ずつ演奏する形式のライブ審査を実施しました。また、来場者に投票してもらって決定したベストパフォーマンス賞も小川さんが受賞しました。なお、次点は昨年に引き続き、萩原優(サックス)でした。

 

 審査委員長瀬川昌久氏は「小川さんのフルートは強い音色、シャープなフレーズが特徴で、すばらしいジャズ的センスを感じた。吹きながらパーカッションのような音を出すパフォーマンスも個性的だ。メジャーに向かって活躍してほしい」と語っています。

 

■ 小川恵理紗(おがわ えりさ)

 1989年横浜市生まれ。26歳。カンザス州の総合大学から2009年にバークリー音楽大学編入し、ジャズ、作曲を学ぶ。卒業後はニューヨークで数々のライブ、レコーディングに参加。13年に日本に戻り、精力的にライブ活動を行っている。また、日本人初となるフルートを吹きながら同時にボイスパーカッションをするBeat Boxing Fluteでも定評がある。

(受賞のコメント)

「ジャズフルートやジャズそのものの魅力が詰まった音源を制作し、ちぐさ賞で制作してもらうアナログレコードやCDリリースのツアーでたくさんの人に楽しい音楽が届けられるよう、これからもっと精力的に活動していきます」